野田聖子「違和感がある。高いハードルだ」財務相と官房長官に申し入れ †野田聖子は2018年4月17日午前の記者会見で、財務省の福田淳一のセクハラ疑惑報道について、閣議に先立ち麻生太郎と菅義偉に対し、被害者の立場にたった調査を求めたと、明らかにした。 野田は会見で、外部の弁護士に調査を委託するなどした財務省の対応に関し、「違和感がある。セクハラの被害者は家族にも相談できないというのが現実だ。委託の弁護士であれば、相手側の関係者とどうしてもとらえる。被害者の立場に立てば、高いハードルだということを財務省に理解してもらいたい」と述べた。こうした考えも麻生太郎・菅義偉に伝えた。 麻生太郎・菅義偉からは、現時点では福田が疑惑を全面否定しているとの説明があった。 野田はセクハラは「女性に対する暴力で、大変な人権侵害だ。事実であれば被害女性が救われるような形で解決をみたいと思っている」と言明。事実だった場合の次官処分は、麻生太郎が決める分野だとの認識を示した。 |