衆議院予算委員会 †衆議院予算委員会(しゅうぎいんよさんいいんかい)とは、日本の長寿テレビ番組である札束つかみ取りゲームの事である。 ルール †番組のようす
いかにNGワードに触れずに質問を続けるかを競うゲームである。以下の手順で行なわれるものが一般的である。
得点 †NGワードに触れない質問をおこない、議事を長引かせることで高得点が得られる。この話の内容は、おはようからおやすみまで暮らしを見つめるライオンより提供された話題サイコロにより決められる。このサイコロの面は毎回変更される。バラエティ番組なのでよりセンセーショナルな話ほど高得点を得られる仕組みとなっている。司会は小堺一機。なおこの番組の簡易版がフジテレビのテレビ番組『ライオンのいただきます』であり、芸人版が「松本仁志のすべらない話」である。
下世話な話 †ボーナス点その1。「恥ずかしい話(ハズバナ)」「エッチな話」などと呼称は様々であるが、高得点と視聴率が稼げるのでチャンスである。
現在までの最高得点プレイヤーは山崎拓で、中でも愛人との飲尿プレイに関しては瞬間視聴率が15.6%を超えた事から当番組の中でも伝説となっている。 今日の当たり目 †ボーナス点その2。この眼を引いた場合、簡単な質問のみで済む。またスポンサーより企業献金詰め合わせセットが受けられる。 ライフライン †なお政治家はライフラインとして自分の懇意な官僚に三回まで助けを呼ぶ事ができる。ライフラインの内容は、「官僚が二種類の答弁案を提出してくれるフィフティ・フィフティ」「官僚と直接相談できるテレフォン」「同官庁の全職員の直接の意見を見れるオーディエンス」の三種類があり、それぞれ会期中に一回づつ使える。 ネガティブボーナス †発言により以下の事態を引き起こすと、ボーナスが加算される。
作戦 †他党が、自党の質問から着想を得るのを阻止するのが、主な作戦となる。ちょうど七並べで、相手の持っているカードを推測するのが重要なのと同様、他党の不得手な分野をよく調査することが大切である。 由来 †小田原評定の「会すれど議せず、議すれど決せず、決すれど行わず」という奥ゆかしい作法を、歌舞伎に代表される日本文化(侘び、寂び、萌え)として高度に成熟させたものが由来であるとされる。従って、予算委員会において予算について質問して議事を進めることは、空気が読めていないとして嫌われる。本番組では予算をNGワードとすることで点数化しているが、本来なら暗黙の了解としてみんな知っているべきものである。テレビ番組化にともなって奥ゆかしさが失われ、見た目の派手さが強調される点については、文化や美意識の継承を心配する声も少なくない。 日本文化をよく理解していないと、各議員の活躍を楽しむことができないため、残念なことに外国人からの評判は高くはない。 関連項目 †
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