清楚系ビッチ †清楚系ビッチ(せいそけい-)とは、童貞による女性蔑視発言の一種である。 概要 †清楚系、というのはファッションやメイクにおけるジャンルの一つ。ファッションとしては白や水色を基調とし露出控えめな所謂「落ち着いた格好」であり、メイクで清楚系と言えば清潔感を重視し派手すぎない世に言う「ナチュラルメイク」を指す。フォーマルからカジュアルまで場を選ばず使い回せる便利なものであり、愛好する女性は数多い。 しかし心ない童貞からは「清楚を装っている悪質な女」として糾弾され、「清楚系ビッチ」と罵られてしまうのである。ものの本によれば清楚系ビッチは「地雷女」の代名詞とされており、そういったビッチを避けちゃんとした女をゲットするべきと馬鹿の一つ覚えのように語っている。それが無駄な求道であることは言うまでも無いが。 考察 †
童貞による糾弾の根幹は、「真に清楚であれば、男に興味などないはず」という勘違いであると思われる。しかし、そもそも思春期を過ぎた女性は途絶えることなく恋愛しているのが普通であり、「男に興味のない女性」というもの自体がまず存在しない。セックスどころかキスさえしたことありません、なんてのは10代前半でも少数である。よっぽどブスで性格がヒン曲がっていない限り、中古でない成人女性などいるはずがない。そもそも経験人数を聞かれて正しく答える女なんかいねぇよ、数えてねぇとか覚えてねぇってのはいるけどよ また清楚系ファッション/メイクは男受けの為にするものではない。清潔感ある格好は万人受けするものであり、特に同性からの評価が高い。というかバッキバキの肉食系ファッション/メイクは同性受けが恐ろしく悪い。ビッチだの猛禽だのと陰口を叩かれるリスクを負ってまで男漁りに性を出す真性ビッチも稀にいるが、これは正しく少数である。モテるためにメイクするのは10代まで、社会に出たらメイクは礼儀。礼儀正しさを全面に出す清楚系ファッション/メイクは女性のたしなみであり、内面を映し出すようなものではない。 つまり童貞たちによるネジ曲がった「女とはこうあるべき」という信仰が、罪もない一般女性をビッチ扱いしてしまっているのである。 脚注 †
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