拝金教 †拝金教(はいきんきょう)とは、世界の主要な宗教のひとつ。 概要 †拝金教には4つの流派がある(後述)。そのうち、金銭を奉じる一派は世界のすべての国々に分布し、キリスト教とは比べ物にならないくらいメジャーな宗教と言える。そのわりに知名度が低いのは、もはや生活習慣としてあまりに定着しすぎてしまい、宗教と認識されなくなってしまったからであろう。 日本は大変信仰の厚い者が多い事で世界的に有名であり、毎年多数の使徒を生け贄にささげている。 拝金銭派 †世界で最もメジャーな宗教。「拝金思想」や「拝金主義」と称することもあるが、単なる思想ではなく立派な宗教である。とくに中国に信者が多い。 信者は蓄財、ことに現金・預金・有価証券の時価総額を増やすことがよいとされる。 国民総生産が世界でトップとなっているアメリカや日本の国家首脳・経済首脳は、この宗派では非常に崇高な存在として知られる。 「聖職者」と呼ばれる者のあいだでは、株式公開買い付け、株式分割、インサイダー取引、民営化、天下り、私立大学の設立などが重宝されている。 また、聖職者たちは「社員」「使徒」という社会層を作り出した。この社会層は非常に人数が多い。聖職者は使徒に「とにかく勤労を重視せよ。」と説き、使徒たちに強制労働をさせている。また聖職者は、使途の労働漬けを調理し、生贄としてささげると、神からの祝福があるらしい。 しかし、少し頭のいい使徒は、「賭博や窃盗のほうが功徳が得られるのではないか」と考え、実行に移した。現在では、強盗・誘拐・オレオレ詐欺・賄賂が、それらの信者の間で主流になっている。 国家の総裁たちのあいだでは、マスコミを飼いならし、国家の財政危機を吹聴させたり、戦争を起こさせたりすることが結果的にはもっとも蓄財に適しているため、非常に重視されいる。 信者 †
など多数 伝道者(笑) †教典には、「伝道者は、教皇や聖職者の悪巧みを暴いたり、使徒が楽をできる情報を流してはならない。すれば地獄に落ちる。聖職者たちをただひたすらに賛美し、彼らが活動しやすいように力を尽くせ。そうすれば伝道者にも神の祝福(聖職者からの金銭や利権)が下る。」と書かれている。 汚らわしき者 †この宗教では、あまり経済貢献できていない者が汚らわしいとされている。具体的には以下のとおり。 宗教について †原則的に金銭が唯一神。 他宗教 他宗教の神への信仰も、一応許されている。拝金教が国教であっても、神社・お寺・教会などが建っている国もある。 しかし、拝金教国内において、宗教の教義は全ておなじである。「賽銭(お布施・献金)をすればご利益(神の救い)があり、しなければ地獄に落ちる。」と説かれている。つまり神主・住職・牧師たちは、釈迦やイエス・キリストを金儲けの道具として利用しているのだ。 偶像 拝金銭派において、もっとも有名な偶像はアメリカニューヨークの「自由の女神」である。 悪魔 拝金銭派の教典には、共産主義を悪魔と見なし、信者たちが悪魔を核の力で関係のない人もろとも滅ぼしていく様子が長々と賛美されている。 現代では市場原理主義以外の統治を望んでいる者、とくに福祉を増やそうとする者が悪魔と見なされている。拝金教国内で、市場原理への疑問や違和感を口に出した者は、たとえ共産主義の肩を持つ気がなくても、即時に共産主義者認定されて、拷問を受けさせられる。 次の会話は、拝金教国内で実際に行われたものである。 A「市場原理って未熟な制度だね。格差は広がるし、ネズミ講そのものだよ…。」 B「誰だ?どこのクソだ?!アカの手先のお[ ぴー ]豚め!!ぶっ殺されたいか!!!」 このあとAは強制収容所で監禁された。 聖なる言葉 †
拝ゴールド派 †金元素(Au)で作られたものこそ唯一絶対と唱える一派であり、世界的に分布する。とくに台湾や東南アジアに信者が多い。また、ユーラシア大陸の半島地域などでも同様の理由で重宝がられている。 信者は常に金色の指輪やネックレスを身につける。全財産を肌身離さず持っている状態なので、政治的に不安定だった中華圏では「いつ戦争が起きてもすぐ逃げられる」と評価が高く、今でも人気が衰えない。 日本では、雰囲気だけは一流、味は三流の料亭の料理長やレストランのシェフにもこの信者が多い。彼らは金粉、金箔などをやたら重宝する。同様に腕は三流、画材だけは一流という画家の中にもこの信者が結構いる。 信者 †
拝金メダル派 †一生のうちに一度は、世界中にテレビ中継される中で首に金メダルをかけることが最高の救いになると説く一派。これも世界中に分布する。信者はなぜか運動神経がよい人が多い。 この一派もアメリカ人が目立つが、ロシア、中国、オーストラリア、キューバでも比較的信仰が厚いようである。 信者 †拝キム派 †朝鮮半島に集中する一派。苗字に金という字があることが最大の救済と説く。 韓国では1990年代に信仰が過熱した。国家元首にも金という人物が就任していた。近年はやや低調。金王国では過去60年間、信仰熱は衰えていない。 信者 †関連項目 † |