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ゾンビ †
この記事は腐っています! 鼻が曲がります!!!
しかし、腐っているのではなく醗酵していると主張なさるのであれば、あなたが熟成させてください。もしかしたらおいしくいただけるようになるかもしれません。 |  |
「それはスリラー・スリラーナイト」
~ ゾンビ について、マイケル・ジャクソン
「おびえることは無い、こいつははじめから死んでいる。」
~ ゾンビ について、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ
「死んだら驚いた。」
~ ゾンビ について、丹波哲郎
「いつでも山田はゾンビ 終わらない山田ゾンビ」
~ ゾンビ について、電気グルーヴ
ゾンビ (Zombie)とは、魔法や科学などにより死体のような姿になった生物のことである。襲ってくる。ただのしかばねではないようだ。
生態
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知性を持たない凶暴な存在として知られるが、実は生前の知性を備えている者がほとんどである。この誤ったイメージは「腐ったように見える体」「悪臭」「緩慢な動き」「表情筋や声帯の退化による意思疎通の難しさ」からきている。
体は、脆いものもいれば頑丈なものもいるなど非常に個体差が大きく、中には再生能力を持つものまでいる。ただし、総じて生命力は高く、頭部さえ残っていれば半身を失っても大抵は生きている。
また、最近では見た目は通常の人間と変わらず、生命力が極めて高いだけのゾンビ(ほとんどが若い雌性体)の存在が一部の人々の間で語り継がれており、その中でも特にコアな人々によって密かに属性化されている。→哲学的ゾンビを参照。
分類学上は霊長類腐肉科に属す。
文化
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彼らの多くは敬虔なブードゥー教(Voodoo)信者である。昔は世界各地に散らばっていたが、今は迫害を恐れ一ヶ所に集って暮らしている。しかし現在でも、誤ったイメージを持った人間たちによって襲撃されることがある。
ゾンビ文化の中心としてショッピングモールが挙げられる。ゾンビ達は自衛と繁栄のため、ショッピングモールを中心として活動することが半ば本能となっている。しかし空気の読めない黒人と白人のSWATコンビだの元軍人だのカメラマンだのが問答無用で攻撃を仕掛けてくるため、已む無く自衛権を行使して独自のリサイクル技術による襲撃者の身体を利用したカロリー還元を行っているだけなのだが、映画を通じた米国のプロバガンダにより「ゾンビ=危険」の図式が完成されている。このことに対しハイチ政府は度々抗議声明を上げているが、国連会議では黙殺されているのが目下の状況である。
こうした文脈でゾンビが登場作品は、基本的にホラーと分類される。しかし、ここでのゾンビは、最新兵器でも何でもない銃撃一つで倒されてしまう程度の存在でしかないことが大半だ。これではちっともホラーになっていない。
逆にゾンビの方が銃で武装していて、人間の方が鈍器程度の武器しか持っていないのなら、真のホラー作品といえよう。しかし、そうした作品をつくろうとすると、銃器の販売に結びつかないと銃の圧力団体がゾンビ以上の迫力で恐喝してくる。
迫害の歴史
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ここではゾンビへの偏見を煽った作品を挙げる。
- ウィザードリィ/ドラゴンクエスト:中世ヨーロッパをモデルにした架空の世界を舞台にしたゲーム。この作品に出てくるゾンビは犯罪者や悪党であり、無差別に殺害されているわけではないのでそれほど問題視されていない。
- Night of the Living Dead:世界中にゾンビは邪悪で人を襲うものだという風評を広めた、最低最悪な映画。ゾンビ権保護協会は監督の ジョージ・A・ロメロに公開質問状を送ったが、未だ回答はない。
- サンゲリア:ロメロによって堅苦しい哲学ゾンビが知名度を上げ、ゾンビへの誤認が席巻していた中登場したのが、ルチオ・フルチのサンゲリアである。日本では特にサンガリアとの類似が議論されるが、海外では違う、サンガリアが海外には存在しないためである。フルチンは哲学ゾンビに対して「明るく、楽しく、そして激しく」を標榜し、ゾンビ対サメや間寛平要素をゾンビへ導入する(サンゲリア2)など、次々と新機軸を打ち出した。
- ビヨンド:同じくルチオ・フルチ監督作品、制作当初ドイツの出資者が「ゾンビを出したら制作費を出してやる」と言ったので、フルチはゾンビを召還したが、そのゾンビが怖すぎたため出資は取りやめとなった。このためラストシーンの撮影ではそこらへんの浮浪者に小遣いを渡して死体役として寝てもらい撮影したことで有名。
ルチオ・フルチによって召喚されたゾンビのひとり。このゾンビだけは何故か映画に出演できた。(映画「ビヨンド」の一場面)
- バイオハザード:ラクーンシティで実際に起きた、人間の警官による大量殺人事件を描いたドキュメンタリー。しかし人間側の視点で作られており、明らかに事実と異なる描写が多い。ちなみにラクーンとは狸のことである。
- ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド:銃を偏愛するトリガーハッピーがゾンビを虐殺するゲーム。
- デッドライジング:ウィラメッテを舞台に大量のゾンビを面白可笑しい方法で殺害してゆく趣味の悪いゲーム。この作品のおかげでウィラメッテの経済は大打撃を受けた。
- ゾンビ屋れい子:ゾンビがスタンド同様に扱われている漫画。
ゾンビ賛美
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ゾンビを賛美した作品
- スリラー:ゾンビのコミカルで元気な様子が描かれている。
- Is this a zombie?:ゾンビの強さや魅力、重度のフラグアッパーであることが事細かに描かれている。いやむしろネクロマンサーのことの方がたくさん書かれている。
関連項目
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ゾンビと同じく迫害されているが、元は人間の生物。
- 亀田大毅
- 前田智徳
- アンデッド
- キョンシー
- ミイラ
- グール
- スケルトン
- キリスト 死後復活を遂げた事が証明され、ゾンビであることが最近の研究で明らかになった。
- 哲学的ゾンビ