サンタクロース †サンタクロースとは、クリスマスの夜にだけ現れる人物である。全身赤い服装に真っ白なヒゲを蓄えた老人?で、トナカイに乗って現れると言われているが、どこの誰かはわからない。 もしかしたら意外と近くにいらっしゃるのかもしれない。 概要 †クリスマスイブ?に煙突から不法侵入しては子供達の枕元にプレゼントをおいて行く不思議なおじいさんである。煙突がない家だろうがセコムやアルソックに守られた家だろうが侵入が可能である。 また、プレゼントを独占しようという愚か者達に常に狙われている。ニコニコ動画でもサンタを襲撃する映像を見ることができ、この映像は第一回国際ニコニコ映画祭の大賞を受賞した。 ちなみにサンタクロースの行動は北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)によって逐一監視されており、何か起ころうものならただちにアメリカ空軍が出て行くことになっている。 基本子供に夢をというたて前がなければただの不法侵入者のロリコン・ショタコンジジイ?になり、警察というトナカイに引きずられパトカーというソリで連行されるため注意が必要である。 起源 †キリスト教の聖人、セント・ニコラウスが貧しくて結婚できない娘達のために枕もとの靴下に金貨を入れて回ったという話が元になり、クリスマスイブ?に良い子達はプレゼントがもらえるという話が出来上がった。 別の逸話では金持ちの老人?が貧しい町人に窓からプレゼントを与え回った説もある。 外見 †日本で一般的に認知されているサンタクロースは真っ赤な衣服に身を包み、真っ白なひげを生やした恰幅のいいおじいさんというもの。背中にはプレゼントの入った大きな袋を背負っている。ちなみに『赤白の服は某清涼飲料水製造会社の陰謀』というのはあくまでも俗説。日本に初めて来た時は還暦の赤いちゃんちゃんこ着た髭のないじいさんだったそうだ。「三田九郎」って名乗ってた。 世界中の子供達のもとへプレゼントを届けるために、八頭立てのトナカイの引くそりに乗って空を飛ぶ。なお、南半球では12月は夏なので海パン一枚でサーフィンに乗って登場する。 ちなみに東欧付近には「クランプス」「ルプレヒト」なる黒いサンタクロースも赤いのに付属する。所謂ヨーロッパ版なまはげである。悪いことするとモツやら石炭やらジャガイモやらこいつらから貰ったり鞭で叩かれたり挙句の果てに袋に突っ込まれて地獄へ拉致されるらしい。 トナカイ †上記のように、サンタクロースが使役するトナカイは八頭というのが一般的な説である。匿名の何者か(米国の大学教授クレメント・クラーク・ムーアという説が有力)が1823年に書き残した、サンタクロースの言動を記録したある文書によりそれぞれの個体名が判明している。下記は同文書内でのサンタの台詞だが、 原文:「Now, Dasher! Now, Dancer! と、なかなか素敵な名前がついている。でも、 和訳:「さあ、ダッシャー("疾走者")! ダンサー('舞踏者')! プランサー("跳躍者")、 そしてヴィクセン("雌狐")!&br; 行くぞ、コメット("彗星")! キューピッド(ローマ神話の愛を司る少年神)!&br; ダンダー(古オランダ語で"稲妻")、 そしてブリクセン(古オランダ語で"雷撃")!」 とこのように、註釈付きで和訳するとなんとなく中二病っぽくかっこよくなる。ふしぎ! ヴィクセンだけ女性風の名前なので紅一点なのかもしれない。しかし「雌ギツネ」って悪口っぽい気がするが性格が悪かったのだろうか。 Dunder(ダンダー)とBlixem(ブリクセン)は、現在ではドイツ語風のDonner(ドナー)とBlitzen(ブリッツェン)などと表記されることもある。 「赤鼻のトナカイ」 †1939年にロバート・ルイス・メイが記した「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」により、九頭目の存在が明らかとなった。 その名もRudolph(ルドルフ)。"名声ある狼"を意味するゲルマン系の男性名である。 彼こそが「赤鼻のトナカイ」であり、「赤く発光する鼻」という妙な体質を持つ。彼はこの鼻の輝きを自分では制御できないようで、サンタにその能力を有効利用されるまでは、その異容を蔑視した他のトナカイたちに迫害され続けていたという。 前述の八頭の後にサンタに見出されたということで、「Santa's 9th Reindeer(サンタの九番目のトナカイ)」と言われることもある。 公認サンタクロース †グリーンランドにはグリーンランド国際サンタクロース協会が存在しており、サンタクロースの公認を行なっている。 日本人からも公認サンタクロースが誕生している。→ パラダイス山元 関連項目 †
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