どや顔 †( ・´ー・`)ドヤァ・・・ どや顔とは、したり顔、得意顔のことである。 概要 †「どや」(どうや)とは関西の方言で、「どうだ」(「How am I doing?」)という意味である。 「どうだ」と同様、言葉の裏に「今の自分(がしたこと)、格好良いだろ?」という含意がある場合もあるが、どちらにしても、ごく普通のニュアンスで使われる事が一般的である。 起源 †元々は関西芸人の間で使われていた言葉が、ここ最近になって全国的に広まったとされている。松本人志、東野幸治、明石家さんまなど複数の関西芸人による初出の説があるが、どれが発祥かは不明である。 テレビ番組『Oh!どや顔サミット』(朝日放送)によると、『M−1グランプリ2006』で審査員のダウンタウン松本人志がフットボールアワー後藤輝基に「あのねぇ後藤くんねぇ、突っ込んだ後どや顔で僕を見るのやめてくれるかなぁ」とコメントしたのが一般に浸透したきっかけらしい(前述のように以前から存在していた言葉であり、この時に松本が思いついて生んだ言葉ではない。松本自身も前々から使用していた)。この際後藤は松本の反応が不安で顔色を伺っていたと弁明している。 テレビ番組『いろもん貳』(日本テレビ)において、東野幸治が共演者の笑福亭鶴瓶をからかう際に使用された。同番組は1998年~2000年放送の番組であり、前述の松本人志説も使用が古いことから、Wikipediaではこちらの説が東野幸治の記事の中で記述されている。 テレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』2014年3月1日放送でのタモさんいいともお疲れ様でした企画では、タモリとナインティナインと笑福亭鶴瓶の4人がトークを繰り広げる中で、タモリが「鶴瓶の落語終わりのどや顏が嫌い」との旨の発言をし、それを受けて鶴瓶の口からは「ゴルフのパターを決めた際に満足げな顏していたら明石家さんまに『兄さん、どや顔やめなはれ』と言われた」というエピソードが語られ、番組内ではこれがどや顏という言葉の発祥であるとされた。 |