どうでもいい †どうでもいいとは日本人が生誕して極めて初期に会得している補助系魔法。略してDDIとも言う。基本的には自身に対してのみでしか効能が無い為、極めて初歩の魔法に分類される。しかし文章の中などでユーモアと一緒にうまくまぜあわせることで対象者の心とシンクロし発動させることができる。よってこのページにリンクされた方もだんだんどうでもいい気分になるはずである。またこの魔法の会得を必須条件としている職業としてニートや自宅警備員があり、上級者であるほど重宝される。 効能 †真相は闇の中。このような快挙を手際よくやりおおせた事は我らの誇りです。
本来二択以上の物事や物品、出来事に対する感想の良し悪しなどは各々の好みや性格などで左右され対象を選択する。しかしこの魔法を使用することでランダムで対象が選択され術者(もしくは対象者)の心理や傾向の一切を無視する。また上級者になると選択する行為ですら怠ることができるようになり、猿が人間に進化する要因であった道具の使用まで超越することができる。つまりこの魔法を自身に対して多用する人間(ニート)は猿以下であることは明白である。 誰も気にしないとき †誰も気にしないでいい事が浮世の世界にはたしかに存在する。この際、この魔法を詠唱するとどうでもいい定義などは無視し、通常の効能をはるかに上まわる成果が期待できる。 右のおっぱい左のおっぱい †日本人の大半は幼少時、母親からの授乳時のおっぱいの右と左のどちらから授乳をするかを選択する過程でこの魔法を会得するという研究結果が出ている。これは2004年に文部科学省が0歳児を対象としたアンケート調査において立証されており、「どちらのおっぱいが好みでどちらで授乳されたいか?」という問いかけへの結果として9割の回答者が「どうでもいい」というものだった。(残り1割は「寄せて両成敗」)よってこの頃からどうでもいいという心理状態を覚え徐々に魔法を会得するといえる。 また識者が独自に街頭にてフー族と親交の深い20代から60代の男性を対象に同様のアンケート調査をおこなったところ「右」と答えた男性が5割、「左」と答えた男性は4割だった。(残り1割はやはり「寄せて両成敗」)また識者が「どうでもよくね?」と対象者に魔法をかけようとしたところ、ほとんどの回答は「どうでもいいことはござらん」「無礼極まりない」といった批判的な返答であった。 この結果から成人への成長の過程につれて各々が様々なこだわりを持つ為、術者以外には基本的に効能を発揮しないとされる。さらに魔法の使用頻度は成年期にかけ徐々に減少する傾向があるかと思われていたが、近年上記のニート、自宅警備員といった職業に定職するものが増え疑問視されている。しかし識者が「どうでもいい」という詠唱を期待し魔法の使用頻度の高い自宅警備員の男性(36)に個別に上記の質問を投げかけたところ「右」と答え「どうでもよくね?」と魔法を発すると「そこへ直れ。叩き切ってくれるわ」という返答であったため、主に術者にとって都合が悪いときもしくは考えたりするのが面倒くさいときがこの魔法の使用タイミングであると考えられており、自宅警備員などの職務につく人間は比較的この心理状態に陥りやすいため、魔法を多用するとされている。 使用上の注意 †どうでもいいことなんてきっとないはずです。
この魔法は取り扱いに細心の注意が必要である。なぜなら生きることにおいて重要なこと(例:働くこと。食べること。)をどうでもいいで済ませてしまうと生きていくことができない。このページにリンクしてどこかから飛んできた方もリンク元が本当にどうでもいい事かしっかり確認しておくべきである。 そしてなにもかもがどうでもいいと思ってる方。そんな事はない。選択することに意味があるはずです。空を見てください。青色に澄んで貴方の心も少しは澄むはずです。空が茶色ならどうだったでしょう。なにもかもどうでもいい事にしていい事なんてきっと無いはずです。本当にありがとうございました。 関連項目 † |