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beauty ビューティー 美人

美人(びじん)とは、「綺麗な容姿」という特殊能力をステータスに持つ女性の総称である。人生において多くの場面でボーナスを得ることが可能となる強力な能力である。本来は生得の能力であったが、ニュータイプと同じく、近年人工的にその能力を得ることも可能となってきており、男性が美人になることすら可能である。

概要

美人は多くの場面において非常に強力な能力補正を受けることが出来、その能力を持たない人間に比べて優位に立ちやすい。特に合コンという名の戦場においては圧倒的な力を発揮する。「露出度の高さが戦力の決定的な差ではないことを思い知らせてあげますわ」とはある美人の名言。この能力を持たない者は、露出度の高さで対抗することが統計的に知られている。後ろ姿の「ミニスカ美人」を追い越して、その顔を確認すると愕然とすることが多い。

周りの男性の9割以上が性対象として、女性のほぼ10割が嫉妬の対象として密かに認識しているが、表面上はそれを隠しており、本人は気付いていないことも多い。

また、他人に評価されたり信頼されたりするのは前述のとおりその美貌による補正が働いているためであるが、本人は自分の能力や人柄が純粋に認められていると信じて疑わないという極めてオメデタイ性格の持ち主である。

男性の中には性倒錯が認められる者も少なくなく、美人たちの多くは主に学生時代にリコーダー、体操着、水着、靴、その他自身の身に着けているものに性的イタズラ(詳しくは変態に聞いて)を受けており、そのまま気付かず使用していた可能性も高い。

ちなみに美人という名称は二十歳以上の女性に対して使われるもので、未成年の場合は美少女といわれるが、その内容に大差は無い。

あと、中国においては、アメリカ人は皆美人扱いである。

美人の種類

一言に美人といっても様々な種類が存在するため、ここではその内の代表的なものを挙げていく。

天然美人

  • 生まれながらにして美人の能力を持つ人種のことである。多くの場合、幼年期から美少女の能力を持っており、その能力を使いこなせるようになっている。最初はその能力を発現させず、成長と共に力を現してくる人間もいるので要注意である。その能力を極めると、ジェダイの騎士のように、手を触れなくとも車や宝石・服などを手元に引き寄せたり、合コンや就職活動などの戦場で相手の心をコントロールすることが可能となる。暗黒面に目覚めた場合、男性にとっても女性にとっても非常に厄介な相手となる。

人工美人

  • 美人の能力を持たない人間でも、いくつかの方法によってそれに近い能力を手に入れることが可能である。その代表的な方法の一つが化粧である。それにより文字通り美人に化ける事が可能となるが、効果は永続しない。だが一番簡単に行えるため、非常に一般的である。化粧のスキルを上げればある程度の美人までとは互角かそれ以上に戦うことが出来、またその能力を解除した時に男性陣に多大なダメージを与えることが出来る。しかし化粧は天然美人も使用しその能力を引き上げてくるので注意が必要である。
  • 対して上級者・高所得者向けとなる方法に、美容整形がある。これは上辺だけを取り繕う化粧と違い、根本的な改造を受けるため、効果は永続あるいはそれに近い期間続くものが多い。これにより美人に近づくことが出来、そのつぎ込み方によっては男性すら美人になることが出来る。しかし、所詮は改造人間。定期的なメンテナンスは必要なようである。代表的な整形機関に「ショッカー」などがある。

二階級特進美人

  • 死なば行け、魍魎蔓延る海外に 散りて輝く 大和撫子 ―ブッスーモ・ビジン(1910-1965 著書にて)
  • マスコミさんの悪い癖だ。認定を急ぐと元も子も失くしますよ? ―ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(1860年頃)
  • 死亡した際に得られる能力である。主にマスコミ(特にワイドショーのコメンテータ)によって特進が決定され、能力を付与される。最上級はあくまで“美人”であり、もともと客観的に美人とされる天然美人には恩恵が殆どないが、“ブス”にとっては二階級特進であるため、“ブス”→“普通”→“美人”という、クイズ番組の最後の問題に匹敵する昇格を得られる、夢のような美人能力である。この能力を得ると、全国にメディアを通じて顔と名前を広く知られることが出来る。
  • 能力付与の決定においては、実際に容姿や人柄が美人に値するか否かは全く考慮されず、職業・死亡の仕方・年齢が重視される。職業については、社会人であれば「スチュワーデス」「OL」「ツアーコンダクター」「看護士」「イベントコンパニオン」などが能力獲得に対して特にプラスに作用し、学生の場合は「女子高生(女子中学生)」「女子音大生(フルート専攻・ピアノ専攻など)」「海外留学」などが同様の作用を持つ。また、死因については「海外旅行中の事故」「暴漢や心神喪失者に襲われる」など、いわゆる非業の死がプラス方向に強力に作用する。一方、年齢の条件はやや厳しく、概ね以下に列挙するような傾向が見られる。
  • 13歳~19歳:70%の女性が美人となる。この年齢層は美人という表現が、「可憐な~」などの枕詞や「美少女」という表現で代えられることがあるため、事実上の100%である。
  • 20歳~24歳:ほぼ100%の女性が美人となる。この年齢層は「可憐」等の異なる表現を使われることが少ないため、表現上の単語としても「美人」昇格率がもっとも高い。
  • 25歳~29歳:90%の女性が美人となる。
  • 30歳~39歳:25%の女性が美人となる。
  • 40歳以上:いとあはれ。
  • 上記のとおり、30歳という数値が能力獲得の大きな境目になるという特徴的な傾向を示す。これは実際に美人であるかというよりも、年齢の10の位におけるインクリメントの破壊力がいかに大きいかということと、美人表現に対する人々の受容範囲が重複しているマクロ的平均が概ね29歳以下にあることに因るとみられる。

八方美人

  • 全方位美人のことである。美人の中でも上位に位置する美人であり、その能力に溺れることなく、戦場全体を見渡し自分の位置や立場をコントロールすることが出来る。ここまでくると、いわば戦場を支配するほどのオーラ力を持つに匹敵する。
  • スキー場ではすべての女性が美人に見えるということを、特定のスキー場の名前をとって表現した言葉ではない。

薄幸美人

  • 何故か継母にいじめられるのは序の口、何故か周囲の人たちが辛くあたったり、これまた何故か親友だけが死んでしまって嫌な人たちだけが残ったりと、主に苛めにより散々な目に遭う女性である。だが、実は大富豪の遺産を継承するお嬢様だったり、王族貴族の正当な後継者たるお姫様だったりと、ニートの童貞どもが願ってやまない逆玉なステータスを隠し持つ上に、その容姿たるや決まってハウス劇場系の美人(カルピス劇場でもいいよ)なのだ。もちろん、ピザじゃない細身の体格である。これを薄幸美人と云わずにしてなんと云おうか。[2]恐らく身分を明かせば周囲の貧乏人どもによる虐めなど解消しそうなものだが、人から言われるまで本人が自分の身分を知らないのだから始末に負えない。知ったときに派手に驚く様子から、相当重度の天然ちゃんでもあることが推察される。場合によっては、驚いた上でそのやんごとなき身分を拒絶して「今の生活がいいんです…」とか言い出すのだから、真性のマゾヒストでもある。だがそれが全国の視聴者(男女問わず)の涙腺と、一部の殿方の股間をさらに刺激するのだから、美人は得である。
  • なお、薄幸美人の多くは実は八方美人の能力も併せ持つのだが、使いこなせていないために裏目に出て薄幸美人に甘んじていることが多い。いわばなりそこないの八方美人である。

醗酵美人

  • 美人と呼ばれるが、ドブスである。しかし、それは一部のにとっては間違いなく美人なのだ。美人の基準など、嗜好に因って変わるもの。…ほら、関西のお前らお前らさ、納豆好きか?嫌いな奴多いだろ?そりゃそうだ、わかるぜ。どうみたって腐ってんよな?醗酵食品って要するに腐らせてるわけさ。腐敗だよ、腐敗。でもな、関東の人は食うだろ?食える限りはそいつぁ腐ってなんかいねぇんだ、醗酵なんだよ。
  • …以上、納豆に大変失礼な説明であるが、要するに、ゲテモノ喰いのの股間を熱くさせてやまない種類の美人である。でも大多数にとってはどう見てもブスです。本当にありがとうございました。

発狂美人

  • “年季が入りすぎて沸点を超えた不思議ちゃん”や、“池田大作ファンクラブに入会してしまった人”、“に一方的につきまとう女性版スネーク”など、多岐にわたる。大雑把にまとめて言えば、これらは総じて触れてはならない神の子である。[3]ただし、他人からその異常性を指摘されて「自分はおかしくない」と(たとえ屁理屈でも)論理的に返せるうちは、まだその能力は開花しきっていない。完全に能力を使いこなすレベルに至ると、高らかに笑いながら異常行動について開き直ったり、滅裂な発言を繰り返したりするようになる。近年では、“痴情のもつれにより、高校生の少女(16)が発狂美人となり殺人を犯した事件”が記憶に新しい。この事件では「犯人が被害者である妊婦の腹部を刺した後、子宮を覗き込み、『中に誰もいないじゃないですか』と笑っていた」あるいは「被害者の頚動脈を鉈で切断して笑っていた」など、いささか尾ひれがついた形ではあるが、生々しい話が伝えられている。[4]また、戦時中にかつて文通相手だった敵国の子供に襲い掛かり、子供から「おかしいですよ!」と窘められたところ、0.0000003秒の即答で「とうにおかしくなっている!」と切り返した[5]猛者もおり、いずれも常人の想像を遙かに超えている。

発泡美人

  • いつでもお風呂で待ってます。45分で30000円?行ってきたの?どう?えっ、美人じゃなかったの?!マチャミそっくり?…ご愁傷様。

発砲美人

  • 貴方のハートを狙い打つ。

地域差

  • 美人の基準は地域や年代によって差が生じるものである。そのため美人の能力を持つ人も別の国や時代に行った場合、その能力補正を受けることが出来なくなる可能性がある。その国々や時代によって女性に求めるものが違うためその様な差が生じるとされ、かつては基本的に子孫繁栄に繋がりそうな安産型の女性が好まれた。時代を経るに従い、美人はとヤリまくって何度も妊娠して「妊娠したら美人で要られなくなっちゃう」ということで中絶しちゃったり、二次元の世界にまでその基準を見出すつわものまで出現している。
  • 一見多様化しているように見えるが、その実、近年では各国政府の電波を媒介とした映像による洗脳・価値観画一化計画により、その基準がある程度統一されてきている。そのため世界的に見ても大きな差は無くなってきている。

世界三大美人

旧三大美人

楊貴妃

  • 「傾国の美女」と言われる程強大な力を持った人物である。 クレオパトラ7世
  • その名前を「黒柳徹子」と変えて現在も存命中。 小野小町
  • 「小町こまっちゃう。」が西暦821年の流行語大賞になった。 ヘレネ
  • 三大美人だが小町っちゃんはガセで実はこっちが本物。楊貴妃やクレオパトラに比べていかんせん影が薄い。困ったもんだ。

脚注

  • リゾート地の開放感だけでなく、雪の反射によってどんな女性でも色白に見えること、さらにはサングラスをかけているために顔のつくりがわからないことが理由として挙げられる
  • ステレオタイプとして、セーラという女性が広く知られている。どのセーラかは…別にマスをかくほうでも、マスをかかないほうでもいいよ。後者のほうが薄幸美人としては有名だが、…まぁ、どうでもいいことである。誰かのオカズになるという点では大差ない。なお、日本酒と経営コンサルにお熱なアングロサクソンのおばちゃんは断じて薄幸美人に当てはまらないので留意されたし。そのセーラは本記事の説明範疇のみならずあらゆる意味を含めて醗酵美人である。長野県民は彼女に足を向けて寝るような不敬を許されない。
  • 当然ながら、ブスの発狂はただの犯罪者ないしは生物兵器として、適当に処分されるだけなので勘違いしないように。ブスの行為はいかなるものも悉く0除算相当となる。
  • この事件では、情報が錯綜したためにニュースの放送予定がキャンセルされ、船のある美しい風景に差し替えられた。
  • それって実は極めて冷静な回答かつズバリ正論であるとの話も…。

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Last-modified: 2018-05-21 (月) 17:28:10 (1776d)